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男性不妊

パートナー(女性)の年齢から

2011年10月27日

女性は、男性と違い、すべての卵子は女性と一緒に年をとり、老化することが避けられません。そのため、年齢とともに妊娠率が低下し、生殖年齢(妊娠が可能な年齢)に限界があります。このことは妊娠するためのタイムリミットがあることを意味し、不妊治療の治療方針を考えるうえで、女性の年齢を考慮に入れることがとても重要になってきます。

★母親になる女性の年齢と妊娠率

母親になる女性の年齢が高くなるほど、月経周期あたりの妊娠率が低くなるため、妊娠するまでに時間がかかるようになります。

それは、女性が年をとるに伴って、卵子も一緒に年をとるためで、いわゆる卵子の老化によって、妊娠する力が低下することが避けられなくなるからです。

そのため男性不妊症の治療方針を考える場合、パートナーの女性の年齢を考慮に入れることがとても重要になってきます。

★体外受精や顕微授精でも年齢による妊娠率の低下を逆転することはできません

年齢と妊娠率の関係は、体外受精や顕微授精などの高度生殖補助医療を受けていても同じことです。

たとえば、日本産婦人科学会によりますと、体外受精や顕微授精による治療周期あたりの出産率は、30歳で23.2%、35歳になると20.9%、そして、40歳では9.9%になってしまいます。

このことは、たとえ、高度生殖補助医療をもってしても、年齢による妊娠率の低下を逆転することは出来ないことを物語っています。

★35歳以上であれば早めに妊娠率の高い方法への移行を検討すべき

男性不妊症と診断され、男性の生殖能力を回復させて妊娠を目指す場合、治療を施してもすぐに精液の状態が改善されるとは限りません。ある程度の期間を要するケースも少なくありません。

もしも、パートナーの女性の年齢が35歳以上であれば、一般的な治療選択指針よりも、早めにより妊娠の確率が高い女性側への治療に移行することを検討すべきです。

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