曇り時々雨、のち晴れますように

小倉 智子

ルーツ

2017年07月22日

皆様、
こんにちは。

気づけば7月・・・
しかも後半。
ブログの更新が全然できず、申し訳ありません。
いろいろ書きたいな、と思うことはあるのですが、
「実行ボタン」がなかなか押せず・・・。

さて、今回はルーツ、ということで。

自分の祖先はどんな人たちなのだろう、
と思う方もいらっしゃるでしょう。
家系図などありますしね。

それらをみると自分一人が存在するには
本当にたくさんの人たちとかかわりがあって、
少しでも出会いが変われば、
今、
自分が存在していないかもしれない、
という不思議な感覚にもなるかもしれません。

そのルーツ、というところに、
日本人の場合、「血縁」が
大事な場合も多く、
たとえば養子が家系図にあったりすると、
なんとなく、「正統」ではない気持ちになったり・・・

それに関してはまた
人類学的にいろいろあるでしょうけど、
先日、イギリスの昔の王様のDNA鑑定をしたところ
その王様の身長や顔つきなど
いろいろわかったとのこと。

そして、さすが、イギリス、
その王様の母親方の末裔とされる人々(今も健在です!)
とDNAが一致したそうです!

が!
王様の父親方の末裔とは全くDNAが一致しなかったそうです!

私の感覚からすると、
よく今の末裔のDNAが一致するなあ!
と驚きですが、
そのニュースでは父親方と一致しなかった、
ということは
家系図にはない人が関わっている、
ということでした・・・

500年以上もたって、
もしかすること自分自身も知らなかった事実を
暴かれる、
というのは恐ろしいような、
でも興味深いですよね。

このニュースで思ったのは、
普通、お子さんはお父さんとお母さんの遺伝子をもっている、
と想定しますが、
そうでないこともきっと多々あって、
それでうまくいっていることもあるのだろう、と。
かりに500年後にばれても、
その時に当事者は誰もいないのだし。

でも、
やはり今を生きる人々は大切にしないといけない。
実子でなければ
自分は幸せになれない、と
感じるのなら、
それでいいのです。
提供卵子、提供精子であっても、
自分は幸せを感じる、
なら、それでいいのです。
養子を迎えることで満たされるのであれば、
それでいいのです。

この「自分」というところに、
自分+夫婦、という意味合いがあるところに
子供を授かることの難しさはありますが、
夫婦で幸せと感じるのなら
自分は幸せと感じることでしょう。

その幸せ探し、がなかなか大変ですが、
上記したように、
自分が存在するために、
本当にたくさんの人たちとかかわりがあって、
パートナーも
同じだけたくさんの人たちとのかかわりがあって・・・
そんな二人が出会ったことも
素敵なご縁、
その二人に子供が授かれば
これも奇跡、
でも、なかなか思うようにいかないこともあって
もし、お二人にお子さんが授からない、
夫婦二人の人生となって、
自分の「家系図」はそこで終わるかもしれない、
でもちょっと家系図を広げれば家族親戚が
まだまだ広げているかもしれない、
あるいは、
最近の日本の場合、
家系図もだんだん規模が小さくなっていて、
自然の流れかもしれない・・・

と、
思いを巡らせると、
何が幸せ?のヒントに、
ならないでしょうか?