曇り時々雨、のち晴れますように

小倉 智子

最近のカウンセリング

2016年06月17日

皆様、
こんにちは。

雨が降りますね。
でも、関東の雨量は少ないとか。
「ちょうどいい」
というのも
難しいところですね。

さて、
最近
カウンセリングの
実際について
あまり書いていなかったので、
今度、まとめて
事例を挙げていこうと考えています。

ちょうど8月はカウンセリングをお休みするので、
そのあたりに。

実際のカウンセリングのやりとりを
勿論
特定できないように
修正して、
(というか、ほぼ創作になります)
でも核となるところは
残して
皆様にお伝えすれば
参考になったり、
自分もカウンセリングをうけてみようかな、
と思ったり、
あるいは
他の人にすすめてみようかな、

思ってくださるかもしれません。

で、
今回は最近のカウンセリングの特徴について
ちょっとお伝えしようと思いまして。

最近は本当にカップルのカウンセリングが増えましたね!
とはいえ、1か月に1組の割合ですが、
3年前までは1年に1~2組くらい。
でも、一度来てくださると
継続してくださいます。

あとは
治療終結の相談は本当に多いです。
5年前までは治療中の辛さや焦りが
多かったですが。
年齢のことがあったり、
治療で結果が得られないと
やめどきについて
考えてしまいますよね。

それにともない、
養子縁組、里親制度についての
相談も増えましたね・・・

10年前から変わらないのが
ステップアップ、といいますか、
体外受精への抵抗、
顕微授精への抵抗、
です。

人工授精はいいけど、
やはり高度生殖補助医療(ART)はね・・・

IVFはいいけどICSIはね・・・

夫の抵抗があったり、
妻の抵抗があったり、
自分たちはいいけど、
両親たちは反対だったり。


今や生まれてくる赤ちゃんの
24人に1人
はARTで生まれてきていますが、
やはり
「抵抗」
はあるようです。

でも、その抵抗は
とても自然な気持ちです。

そんな気持ちを受け止めつつ、
今後どうしていけばいいのか、
カウンセリングでは
クライエントさん(相談者)と一緒に
検討していきます。