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不妊は現代病であると考え、
西洋医学、東洋医学、心理学に通じた立場と
これまでの豊富な臨床経験を生かし、
妊娠しやすいカラダづくりプロジェクトのメンタルサポートを
担当しています。
 
第26回 心静かに耳を澄ましてみる大切さ
 

今回は、調心についてお話したいと思います。

調心とは、心の雑念を払い、リラックスすることで、
同時に入静し、意識的に、 自分の体や内気をコントロールする能力を高めることです。

ここで、一番難しいのが入静。

入静の過程は、功法の動きに合わせて、脳の後頭葉にα波が現れはじめ、
動きになれて繰り返していくうちに、雑念が少しずつ減少。

入静していくことで脳全体にα波が増えてきて、 前頭葉により現れていきます。

このようにして入静により、 心も脳もリラックスした状態になっていく訳です。

ただし、こうして言葉で説明するのは簡単ですが、 実際にやるのは難しい。

まず、気持ちの落ち着く環境で、
目を閉じ、 動きに集中しながら呼吸法を使って行えば、
徐々に余計なことを考えないでいられるようになります。

でも、動きになれてくると功法を繰り返しているうちに、
頭が働きだしていろいろな雑念が浮かんでは消えるものです。

特に気功では瞑想をするのですが、
静かに自分の呼吸に意識を集中しながら雑念を追い払うのは、
初めはとても難しいと思います。

私たちは、常に何らかの悩みを抱え、
どんな時も何かしらの問題や日常の些細な事まで、
頭から離れることはないと思います。

そして、その状態から頭を空っぽにするのは、 ある程度、鍛錬が必要です。

でも、初めは雑念が消えなくても、
気功を行うやる気と姿勢だけで、心と頭を休めることは出来ます。

なかなか一人では出来なくても、
誘導してくれる指導者と仲間がいれば自然と環境づくりが出来るものです。

そして、少し冷静に離れた目線で物事を見直すきっかけや時間を作れます。

心に詰まっている思いを開放し、
大切なことを見失わないための自分を見つめる時間になると思います。

気功を行うものとして、
私自身、心を整理する、いい時間をここで沢山得られたと実感しています。

それは、毎日を忙しく過ごし、
自分の体や心と向かい合うことを後回しにして逃げていた自分が、
立ち止まって今の自分に正面から向き合ってこれからを考え、
歩みだす大切な時間となりました。

ですから、ぜひ皆さんにも試してほしいのです。

次回は、これらを踏まえて、
心と体の関係とイメージの使い方・重要性をお話したいと思いますので、
来月まで待っててくださいね。