| さて、気功というとやはり本場は中国。
五千年とも言われる古い歴史の流れの中で、
医療と武術の面で受け継がれてきたわけは、
やはり、立派な健康法として確立した功積があるから。
心身の鍛練法として、 また、人間の忘れていた機能や目に見えなくても、
ココにある大切な物を思い出せる方法として、
現在の暮らしにも生かせるものだと思います。
そして、この医療気功といわれるものの基本には、
三要素と言われるものがあります。
調心・調息・調身、という三要素を鍛えることが大切なことなのです。
調息とは、呼吸を調整することであり、 前回お話した呼吸の大切さのことです。
そして調身とは、正しい姿勢を調整することで、 リラックスする体を感じていくこと。
この正しい姿勢というのは、
皆さん、子供の頃から一度は注意されたことのあるものだと思います。
背骨を曲げた姿勢の悪さで起こる、首や肩こり・腰痛など、
大人になれば余計気を付けなければならないポイントだと言えます。
ただ、気功ではこれに正しい動きが加わります。
そしてその動作の流れが、
全身に巡っている経絡に影響を与え気血のめぐりが良くなり、
様々な効果をもたらす訳です。
私が気功で感じたのは、寝ていても座っていても、
姿勢を意識することで自分の癖が分かり、
そのことで何処で気が滞っているか実感できたことです。
そして、背骨のゆがみを感じることが出来、
それを正すよう調整することが大切だと常々思っています。
一日に一度でも、自分の体のバランスがどうなっているのか、
チェックしたいものです。
例え、整体などで治療しても、
体の癖を正していかないとまた元にすぐ戻ってしまいます。
やはり、人任せだけではなく、自分でも努力したい。
気功によって自分でも体のバランスを実感し、
調整することがお勧めと言えるでしょう。
そして、最後に重要なのは、調心。
この調心とは、雑念を払い、
心をリラックスさせて安定した精神状態で意念(イメージ・意識)によって、
内気をコントロールし、無心になること。
これは、一番大切で、難しいことだと思います。
全て、病は気からとも言われるだけあって、
この心のコントロールは、 人間である以上大きな課題といえるような気がします。
さて、この話は次回、もっと詳しくお話したいと思います。 |