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不妊は現代病であると考え、
西洋医学、東洋医学、心理学に通じた立場と
これまでの豊富な臨床経験を生かし、
妊娠しやすいカラダづくりプロジェクトのメンタルサポートを
担当しています。
 
第21回 大切なこと・・・生活の中の気功(4)
 

日常の中で、忘れがちなことって、以外に沢山ありますよね。
ここでお話した自分の体のこともしかり。
心のあり方も周囲のことも環境も……、
そこにあって当たり前になっていることが、まだまだ沢山あります。
それはある意味、とても勿体無いことです。
通り過ぎれば何でもないことだけど、
目に止めて改めて見つめてみれば、 色々なことを語りかけてくれるものです。
ごく当たり前の日常。
分かりきったこと。
知っているはずの普通の知識。
体にいい事や心にいい事など、知っている当たり前のいい事を、
私たちは沢山知識としても本能としても持っているはずです。
全て、人は生まれたときから色々なことを教えられなくても知っているはずで、
成長していく過程で他にも沢山のことを学んできていることでしょう。
でもその反面、外界から得た情報に埋もれてしまい、
本来の純粋な心と潜在能力は現実にまみれて次第に薄れていき、
一番大切な人間としての本能を忘れてしまっています。
当たり前のことが、人生を走っているとついつい忘れてしまったり、
気が付かないフリをしてしまうことがあるのです。
だけど、一度立ち止まるとこも大切です。
そしてその時こそ、簡単で分かりきったこと……普通だった事が、
今、ちゃんと出来ているか思い返してください。
全てに感謝すること……今をしっかりと生きて、幸せを噛みしめること。
皆、当たり前に存在しているのではありません。
そこにあるべくしてあり、 大切な意味をもって全て存在しているのです。
自分の体も心もこの世にあるべくして、存在しています。
それが、生命の不思議でもあり、すばらしさでもあります。
ここに今、自分という人間が生きていることを大切にしてださい。
そして、自分の体を感じてください。
自分の体には色々な部分があり、それらが連結して機能し、 生命に関わっています。
そして、私たちが生きる上で最も自然に、
生まれた時から本能として行っている事があります。
つい、当たり前すぎて意識せずに普通にしていること……、
それが呼吸です。

ここでも、よく功法の中に、腹式呼吸について出てきますが、
正しい腹式呼吸が出来ているでしょうか? 
今回はこの呼吸について意識してみましょう。
通常女性は、胸式呼吸になりがちです。
よく、出産の時にいきむことが下手な女性がいますが、
腹に力を入れるということはなかなか常日頃心掛けないと、 難しいものです。
私が教室などで、生徒の皆さんに腹式呼吸を促すと、
やっているつもりでもうまく出来ていないことが多く、
浅い呼吸になってしまっています。
やはり、腹筋が弱いと初めはうまく出来ないかもしれません。
ここでもう一度、腹式呼吸について振り返ってみましょう。

--------------------------≪腹式呼吸≫------------------------------

まず、息を口からなるべく細く長く吐いていきます。
その時は、必ず腹部をへこましていきます。
そして息は、全て吐ききってください。
次に、鼻から息を吸っていきます。
吐ききった反動で十分に吸えるはずです。
この時は逆に腹部をふくらまして、空気を腹に沢山貯めましょう。
この繰り返しが腹式呼吸です。

これに慣れたら、息を吐く時も鼻から行ってください。
もし、上手く腹部の上下ができなければ、
寝た状態で膝を立てて同じように行ってみるといいでしょう。
ずっと腹部が上下しやすいはずです。
意識して腹式呼吸をする時は、
息を吐くときに疲れやストレスなど
自分の中に溜まっている邪気も 一緒に出してしまうイメージを持つといいでしょう。
そして息を吸う時は自然の景色を思い浮かべて、
清清しい自然界の気を吸い込むとイメージしましょう。
呼吸を意識してみるだけでも、体が熱くなったりします。
これはどんな場所でもちょっと意識するだけで出来るので、
ぜひ、日頃からやってみてください。
生きるということは、ごく普通のことの積み重ねです。
でも、すべてとても大切ですごいものだということを忘れないで、
生活の中に取り入れてください。