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  不妊は現代病であると考え、
西洋医学、東洋医学、心理学に通じた立場と
これまでの豊富な臨床経験を生かし、
妊娠しやすいカラダづくりプロジェクトのメンタルサポートを
担当しています。
 
第3回 気を感じる
 

みなさん、たまにはゆっくりと空を眺めて大きく深呼吸していますか? 
空気が自分の体の中に一杯入っていき、
隅々に行き渡っていくと、
細胞が活性 化して喜ぶ感じが得られるような爽快感がありませんか?  
気を感じるように意識して生活していくと、
季節の変化とともに自分の体の変化も実感出来るようになります。
五感をフルに使っていつもは通り過ぎ ていた事に目を止めて見てください。
私が瞑想を集中して続けて何かを見つ けようと頑張っていた時、
窓を開けて風を感じ、
鳥や虫の音を耳にして初め て自分を感じ、
自然の持つ全ての調和を最高の音楽として感じることが出来 て、
ちょっとした感動をしたことがありました。
ただのアパートのベランダ の前ですよ? 
何気に私って、安上がり?かもしれません。  

さて、気がどういうものかなんとなく感じられたら、
それを活用していく 一つの方法が気功ということになります。
では、気功について少しお話しま す。  

気功は気を調節することで疾病の予防や治療、健康増進に繋がり役立つも のです。
内気を鍛え外気を取り入れることは、
経絡の通りを良くして本来の 機能を高めます。
例えば、脳細胞の興奮を低下させ、
脳波のα波が増加する ので心身が深くリラックスします。
また、自律神経系の機能を調節する作用 もあり、
鍛錬をしていくと人体の自己コントロール能力が高まっていきます。
心身をリラックスさせ、呼吸を鍛練して姿勢を調整し、
意識をコントロール することで自己意識を増強させ人体の生命機能を調節、
潜在能力を発揮させ て病気を予防して健康を導きます。
精神面では呼吸を調節しながら意念を集中して雑念を排除させることで、
大脳がリラックスして静かな気功状態にな り心身を休めていくのです。  

こんな風に書くといかにもすごい万能選手のようですが、
私が思うに、気功は自分の体と心のあり方や今の状態を自分で感じ、
いたわる時間を与えて くれるもので、
本来の状態に戻る為に…、
また明日から清清しい気分で生活す る為に行うものと感じています。  
でも、やはり直に効果が得られるわけではありません。
少しずつ続けてゆ くことが必要です。
毎日の努力が明日に繋がるわけですね。
これはなんでも 同じ事でしょう。
私も始めは毎日頑張りましたよ。
まとまった時間を作って 功法を繰り返し行い、
瞑想をして努力しました。
もちろん食事や生活を立て直し、色んな事を考え試しました。
積み重ねた体と心のゆがみは簡単には改 善されませんが、
その時は私も辛かったので必死でやりました。  
え〜そんなのやっぱり出来ない!…という声が聞こえてきそうですね。
私も始めは正直しんどかった!
続けるって、大変ですよね。ホント。  
でも、体や心はちゃんとほぐれてくれました。
少しづつ実感できるとその 変化にうれしくなってしまいました。
元気でいられるってありがたい!そう 芯から思うのです。
その一つの方法が私にとっては気功でした。  

ただし、ここでは皆さんに気功を極めて貰うわけではないので、
もっと簡単な方法で体の変化を実感出来るような事を
お伝えしていきますので、ご安心を。
私も気功ばかりの生活をしてきた訳ではなく、
上手に取り入れる形に今は変 容していきました。
もちろん、それなりの鍛錬をしてその結果得た物でもあ りますが、
普通に暮らしている以上、
こればかりもしていられない現実があるので苦にならないように取り組んで頂きたいのです。余り力を入れて頑張っ てやらなきゃって…思うのは逆に楽しくなく、
苦になりストレスを増やすだ けですからね。
それは本末転倒というもの。
ですがやはり、始めは例え5分 でもいいから続けてほしいとは思いますけどね。  
ある程度感覚が掴めれば、自然と体が気功を欲するようになります。
私も 時々日常の忙しさに追われてちょっとサボると、
体が邪気を出したくて仕方なくなりもうじっとしていられなくなります。
不思議なものです。  

さて、今回はここまで。
次回はもう少し気功についてお話し、簡単な功法 をお伝えしたいと思っています。
どうかそれまで、色々な生き物が動き出し、
植物が芽吹き出すこの時期の生命力溢れたエネルギーを感じ、
目を留めて、 大きく深呼吸をしながら自分の体に取り入れてください。
これだって、立派 な気功です。

≪開功≫
肩幅に足を開いて立ちます。
両手はお腹の前まで上げ肘を曲げて、
手のひら を向かい合わせて手のひらの中央の労宮というツボが開いたと思います。
そ して息を吸いながら両手を左右に広げ、吐きながら閉じます。
その時両手の ひらの間にボールを抱えているようなイメージを持ってください。
ボールは 気の塊でそれを練るような感じで左右に開いたり閉じたりするのです。
手に 暖かいものやしびれる感じなどを次第に感じられるようになれば、
気を実感で きたことです。
始めは感じられなくても、そこに気が存在することを信じて行ってみてください。