| 気功と聞いて、皆さんはどんなイメージを持ちますか?
よく言われるの が、仙人のような中国人が「はぁ〜っつ!」という気合いとともに、
人を飛 ばしちゃったりするやつ、テレビとかでよく、ありますよね。
確かに合気道 でも、熟練した方が気合いで人をくるくる転がしてしまうことが出来ます。
気とはそれだけのパワーがあるということです。
また最近では、ダイエット に効くとか色々なことで紹介される機会も増えてきました。 私としては、「これに効くっ!」的なことで取り上げられるよりは、
心と 体のバランスを整え自然治癒力が高まるものであり、
強いては調子の悪かっ た所の改善にも繋がると考えています。
生活レベルで全てがバランスよく整 えば自ずと不調だった体調もよくなるもので、
気功はその一つの方法だと思 います。
気功を通して暮らしを見つめ直すようになり、
自然と健康に近づい ていく過程は自分が体験済み。 私が気功に出会ったのも、自分自身が身も心もクタクタになってた時でし た。
我ながら本当に鈍くて、ただ突っ走ってたむちゃな生活に、
自分を知る 時間を与えてくれたものでした。
そこから、一気に今まで自分が得た知識と体験の全てが繋がっていけたように感じます。
形だけの気功をやれば全てが 良くなる訳ではないと思います。
大切な自分作りの素材のひとつと考えてく ださい。
でも、その素材の良し悪しはとても重要ですし、
気功を通して暮ら しと自分を見直し感じていくものだと思っています。 さてここで、気って何かと言われると…「?」と、なりますよね。
まず、中医学で気とは、人体を構成し生命活動を維持する物質とされ、
絶 えず全身の臓器や組織器官を通る経絡を巡っていると考えられています。
こ の気は生体内を巡る内気と、
生体外の全てのエネルギーで宇宙や自然の中に ある外気の二つに分けることができます。人はこの外気から気というエネル ギーを取り入れ、内気を培養し鍛えていく訳です。
そして、人間が持ち合わせている気にも先天の気と後天の気とがあり、
先天の気は両親から受け継いだ生まれ持った人体の根元の気で、
後天の気は環境や食べ物と呼吸から得るものになります。
ですから、これから親になる方は後天の気をより良い物にする為に、
今から生活を改善していき、子供の先天 の気を大切にしたいものです。
まぁ〜簡単に言えば、目には見えないエネルギーがこの世には沢山存在し、
それらを取り入れることで人間も生かされている訳です。
気功を行う中で、 天・地・人(自然)の気を意識したりイメージして、
それを自分の中に取り入れて汚れた気とともに地へ返していくという事をします。
このことにより、人は宇宙や自然、地球と繋がって気を循環させていくのです。
自分の周りに ある何気ないものたちにも気は存在し、
出来るだけ質の良いものを取り入れてぜひ、「元気」になりたいものです。
そしてそれは体だけに留まらす心にも影響を与えます。
気持ちの良い気を 取り入れれば、自然と心も安らぎリラックスしていきますよね。
正に「気が 休まる」のではないでしょうか。
静かにいつもは見過ごしていた気を感じて心を研ぎ澄ます時間は、
精神を非常にクリアにし成長させるものです。 私たちが日常何気なく使っている言葉の中に、
「気」と付くものは沢山あ ります。
「短気」「陽気」「気に病む」「気心が知れる」「気を使う」など、
日本語には沢山の「気」に関係する言葉があります。
気って、意外にに身近な ものだということがお解りになったでしょうか。 でも気は、エネルギー的なものとしてだけ伝わる訳ではありません。
気は 思いであり、
誰にでもあってそれぞれ違う色を持ち合わせる存在だと私は教 えられました。
目に見えず手で触れられないからといって、
そこに何もないと思っていま せんか?
もっと、心の目を開いて思い出してみて下さい。
大切なことが見過 ごされてしまわないように。
でなければ、心だって見えないものとして大事 に出来ず、
おざなりになってしまうのではないでしょうか。
今日から色んなものから気を取り込んでいると思って生活してみて下さい。
きっと、今まで気が付かなかったものに意識が向けられ、視野が広がるでしょ う。
まずは春の生命力溢れた草花や、大きな木に触れてみてください。
そして生き生きとした色を視覚で楽しみ、
瑞々しい香りを嗅いでその力を分けて 貰いましょう。
昨日より今日、今日より明日とあなたが生き生きとした生活できますよう に祈りながら。
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