「にがり」が大変なブームです。
にがりは、もともと豆腐を作るときの凝固剤で、
単に体重を落とすことは、
健康体でいるための一つの手段であって、
決して目的にはなり得ません。
主な成分は塩化マグネシウムです。
なぜ、くみ上げた海水を熱して煮詰めたものが、
これだけもてはやされるのか、理解に苦しむところでしたが、
案の定というべきでしょうか、
7月
14日の水曜日に国立健康・栄養研究所から、
にがりのダイエット効果には根拠がなく、
とりすぎに注意するよう呼び掛けをはじめたようです。
実は、にがり人気がそのダイエット効果ゆえのこととは、
このニュースを見て初めて知りました。
だいたい、にがりをたくさん飲めば下痢します。
下痢をすれば、多少は体重が減りますが、
これをダイエット効果とするにはかなり無理があるというか、
少なくともカラダに良いダイエット方法ではないことは、 間違いありませんし、
長続きするとは到底思えません。
根拠のない宣伝に踊らされてしまうのは、
それだけ、ダイエット願望が切実だということでしょうか。
いや、“楽して手軽に痩せられる方法”に、 関心が高いというべきでしょうか。
それにしても、にがりに限らず、
ブームに煽られて、 根拠のないダイエット効果に期待して、
投じたお金の総額はいかほどなのでしょうか?
ブームを煽って、 次から次へと手を変え品を変え、
“根拠”のない商品が溢れている世の中です。
所詮、そのことを非難しても詮無いこと。
これに翻弄されることなく生きるためには、
自分に必要なもの、相応しいものが、 なんなのか、
そしてそれはどれなのか、 見抜く眼を持つことしかありません。
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