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妊娠のためにもっとも大切なこと、
それは、基礎体温をつけて最善のタイミングを見つけることでも、
はたまた、知識として妊娠のメカニズムを理解することでもないでしょう。 |
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そのようなことは周辺部のことであって、
妊娠するためにもっとも大切なことであるにも関わらず、
割に意識されないこと、 それは、セックス、 “質の良いセックス”ではないでしょうか。
セックスというものは、 日常でまじめに語られることはほとんどありません。
元来が恥ずかしいもの、 隠すものである訳ですから当然と言えば当然なのですが、
実際のところ、 “セックスの質”が妊娠率を左右する大きな要因です。
多くの方々からご希望を頂いているテーマの一つでもあります。
質の良いセックスをまじめに考えてみたいと思います。 |
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射精さえすれば良いというものではない
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いきなり、なんてことを!という感じでしょうか。
妊娠するためのセックスの果たす役割は、
卵子と精子が出合うために、精子を膣内に射出すること、
なんていう表面的なことばかりではないようです。
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| ●前戯やムードによる性的興奮やオーガスムが受胎率を高める
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性的な興奮が性的衝動を促し、 男性は勃起し、 女性はバルトリン腺から潤滑液を分泌します。
そして、それは、卵胞刺激ホルモンや黄体形成ホルモンの分泌をより一層促進させることになります。 |
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| そのことは、女性にとっては、卵胞の発育を促し、 卵胞内の卵子が成熟することなります。 |
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男性はと言えば、下垂体ホルモンの刺激によって男性ホルモンの分泌が増加し、
射精される精子数や精液量が増えることになります。 |
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さらに、女性の子宮頸管粘液の分泌が増えることで、
膣や子宮頸管内の環境が精子にとってはより好ましいものになります。 |
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そして、いよいよ、精液が射出された後は、
1時間以内に女性がオーガズムを得た場合、そうではない場合にくらべ、
多くの精子を子宮内にとどめ、より多くの精子を頸管まで吸い上げるといいます。
精子の子宮への運動を助けるべく、 子宮が収縮し、
スポイトのように精子が子宮へと吸い上げられるのです。
その結果、女性のオーガズムが妊娠の確率を高めるのではないかと研究者は指摘するところです。 |
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このように、セックスの役割は、 決して精子の膣内への射出という物理的側面だけではなしに、
強い性的興奮を覚えるほど、 そして男女がほぼ同時にピークを迎えることが、
ホルモンの分泌や粘液、子宮の収縮を促し、より妊娠しやすくなるという訳です。 |
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■タイミングさえ合わせれば良いというものではない
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不妊治療のファーストステップはタイミング指導とされています。
エコ−で卵胞の育ち具合を目でチェックし、 ここ、という日を指定されます。
排卵のタイミングをより正確に予測出来る訳ですから、一発必中のセックスになります。 |
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年齢と共にセックスの回数が減っていくのが一般的ですから、
このタイミングをあわせてのピンポイントのセックスはそんなカップルには、
もしかしたら、
好都合でもあるかも知れません。 |
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ところが、そうは都合良く、問屋が卸してはくれないようです。
年齢と共に妊娠のチャンスが次第に減ってくると言われていますが、
それは年齢とともにセックスの回数が減ってくることも一因かも知れません。
やはり、妊娠は、セックスのタイミングに加えて、 回数が多いほうが妊娠しやすいようです。 |
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| ●タイミング法という名のスケジュールセックスは快楽ではなく苦行 |
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セックスのタイミングを予め決められることの弊害は、
思っている以上に大きいもののようです。
そもそも、“その日”が出張や残業がなく、
さあ!と準備万端整えられる「働き盛り」の男性が、どれだけいるのでしょうか。
ましてや、共働きとなれば尚更でしょう。
気持ちはあっても、仕事や生活のリズムを“その日”を最優先にすることは、
現代社会にあっては大変な苦労を伴うはずです。 |
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それに加えて、スケジュ−ルセックスはその名の通り、義務的です。
義務とマンネリは、快感が得られるセックスが皮肉にもストレスになり、
ED(勃起不全)の原因になったり、
やがて、セックスレスになってしまうのも致し方ないのかも知れません。 |
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| ■なにより、自然な盛り上がりを大切にしたい |
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アメリカの国立環境健康科学研究所は、
女性の性欲は妊娠しやすいタイミングに高まるとの研究報告を発表しています。 |
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| ●女性は妊娠しやすい時期に性欲が高まる |
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アメリカの国立環境健康科学研究所のアレンウイルコックス教授らは、
女性は、例え妊娠を望まなくても妊娠しやすい時期にセックスをする傾向があると発表し、
医学雑誌「Human Reproduction」に掲載しました。
これは、子供 を作ろうとしようがしまいが、
妊娠しやすい時期に性欲が高まるような生物学的メカニズムが、
働いていることが明らかであるとしていますが、
当の女性はそれに気付いていないとのこと。 |
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3ヶ月間セックスの記録を付けた68人の女性への調査研究では、
女性が妊娠しやすい排卵日に、全体としてセックスの頻度が24%高かったようです。
私たちにほとんど知られていない何らかのメカニズムが働いているようだと、
教授はインタビューで指摘しています。 |
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確かなことは分からないもののいくつかの原因は考えられています。
排卵の前後6日間、女性の性欲が高まること、
そして、性的な魅力を高める化学物質である“フェロモン”が分泌されるためではとしています。
このようなメ カニズムは、妊娠を望むカップルには大変な参考になるでしょう。 |
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どうでしょうか、 基礎体温やLHサージ、粘液など、
頭で予測する“タイミング”よりも、 自然な気持ちの盛上がりに任せるのが、
結果として、ベストなタイミングなのかも知れません。 |
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妊娠しやすいタイミングに性的な欲求が高まることは、
考えてみれば、種の保存の法則からすれば
当然のことで、
人間のカラダのメカニズムは、
私たちが考え、感じたりしている以上に上手く出来ているのかも知れません。
人間も動物なのだということを強く意識させられるものです。
それを“頭”が邪魔をする場合があるとは考えられないでしょうか。
おそらくは、排卵が近づくと性的な欲求が高まるというのは、ホルモンの影響なのでしょう。
そうすると、性的な欲求が高まるだけでなく、
さまざまなカラダの機能は新しい生命を宿す方向へベクトルが、向いているはずです。
それを頭で抑えつけてしまえば、
妊娠するものも妊娠しなくなってしまうことは、
もしかしたら至極、当たり前なことかも知れません。
カレンダーとにらめっこするのを一度止めてみて、
自然な気持ちの高まりを大切にしてみてはいかがでしょうか。 |
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| ●マンネリは雰囲気を変えることで打破する |
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マンネリというのは、セックスだけでなく、全てにおいて、本来の機能を低下させてしまう大敵です。
ところが、同じことを長く続けているとマンネリ化してしまうのも、ある意味、自然の摂理です。 |
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であれば、やはり、ここは多少の努力をする必要がありそうです。
ここで、救いなのは、人間の感覚というのは、
とてもいい加減なところがある、 ちょっと言い方が悪いですね、
簡単に騙される、 もっと悪い言い方ですね。
お分かりだと思います、
少し、目先を変えるだけで、マンネリは簡単に打破出来るといいたいのです。 |
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セックスの場合はどうでしょう。
まずは、場所。
これはほとんどの夫婦は寝室でしょう。
たまには、寝室以外で、というのも良いかもしれません。
また、ラブホテルを利用するのもいつもとは違った雰囲気で 間違いなく盛上がるでしょう。
次に、導入に官能小説を二人でなりきって、
声に出して読んでみてはいかがでしょう。
その手のビデオを見るというのも方法ですが、
映像は、男性と女性の好みが異なる場合もあるようです。
ところが、聴覚は視覚よりも脳を刺激するそうです。
人間が快感を感じるのはカラダではなく脳です。
そこで、二人で官能小説を登場人物になりきって、 声に出して読んでみることで、
気持ちの高まりはいつもとは全く異質なものになるでしょう。
ここから先は、お二人で工夫してみて下さい(^_^;)。 |
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| ●ライフスタイルが活動的であるほどセックスが充実する |
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考えてみれば、セックスは人間としてのごくごく当たり前な営みで、
限られた人間にしか出来ないことでもなんでもないのです。
ですから、心身ともに健康であれば充実したセックスライフを 送ることが誰でも可能です。
極端なことを言えば、セックスレス気味な生活とセックスライフが充実した生活では、
人生の充実度は雲泥の差があります。 |
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“頭”ではなく、 “カラダ”に忠実なセックスライフのためには、
カラダを健康に保つこと、そして、正しく機能させることです。 |
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| この辺のことは意外かも知れませんが、 さまざまな研究結果が報告されています。 |
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40歳から80歳までの水泳が趣味である180人を対象に調査したところ、
運動量がもっとも多かった男性は、
なんと!20歳から30歳並みのセックスライフを送っていることが、分かっています。 |
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もちろん、だからと言って、 これから毎週何キロも泳ぎましょうということではありません。
例えば、運動不足を自覚している男性78人に、
1日おきに1時間のジョギングや自転車による軽い運動プログラムを 実行してもらい、
17人はなにも運動は行いませんでした。
9ヶ月後、運動を行っていたグループは、セックスの回数が30%増え、
オーガズムを感じる頻度が26%増加したと報告されています。 |